☆いのちよ
(作曲・編曲:菊地雅春) 

演奏:不肖の弟子


ひとつの生物には、すべからくひとつのいのちが宿っています。
生物はやがて土となり、水となりあるいは空気となって形を変えますが、それらは再び生物の構成成分として取り込まれ、次なるいのちの糧となります。
時空を超え輪廻を繰り返しながら絶えることも滅することもなく再び生物に宿るもの、それがいのち…。
まさに私たちのテーマです。




菊地雅春 先生


東京生まれの東北育ち。
1961年、東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。
下総皖一、石井歓の両氏に師事。

第33回毎日(現日本)音楽コンクール作曲部門<室内楽の部>第一位、TBS賞入賞、芸術祭奨励賞、童謡賞などを受賞。
大学卒業後、NHK、ヤマハ等において作曲、編曲、指導に携わる傍ら数々の作品を発表。

そのジャンルは多岐に亘り、代表作の「マリンバ、コントラバス、バスドラムのための音楽“地うた”」や「五重奏曲“片耳の大鹿”」をはじめ「MOTION PLAY〜アリスの森〜」などの電子オルガン曲、リコーダー、オカリナ、古代笛、打楽器などのアンサンブルやアンサンブル曲集、こどものためのピアノ曲、童謡、唱歌、歌曲、「七つの雪の詩に寄せる」などの合唱曲集、ミュージカル、若干の邦楽作品等、その数は多数にのぼる。

また最近は、パイプオルガンのための作曲や編曲に手を染め、その新しい方向性も模索している。(最新作は「わらべうた幻想」)

元神戸大学発達科学部および大学院教授。2009年4月より洗足学園音楽大学名誉教授、(社)日本作曲家協議会会員、(社)日本音楽著作権協議会準会員など。